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オペラ座の怪人(ケン・ヒル版)のキャストや曲、感想は!?

さて先日、8月29日(水)〜9月9日(日)に東京都 東急シアターオーブで公演されるケン・ヒル版「オペラ座の怪人」の製作発表記者会見が行われました。

ブロードウェイでミュージカルや映画版などで世界的にも有名で人気のアンドリュー・ロイド・ウェバー版。アンドリュー版より前に作られたのがこのケン・ヒル版である。色んなオペラの曲を散りばめたこの作品はオペラ座の怪人のファンにとったら、絶対に見逃してはならないレア公演。そして今回この作品で主役の怪人役を演じるのがウエストエンドで史上最年少で「レ・ミゼラブル」でジャン・バルジャンを演じた事もあるジョン・オーウェン・ジョーンズです。

今回は世界も大注目のこの作品について、あらすじや感想、他のバージョンとの違い、曲、キャストなどのについて詳しくご紹介していきます。

オペラ座の怪人とは!?

まず皆さん一度は聞いたことのあるこの題名「オペラ座の怪人」とは一体何を元に作られているのかこ存知でしょうか?このお話は、1909年にフランス出身のガストン・ルルーという作家が作った小説が原作なのです。この小説、当時ものすごく人気があったみたいです。

そもそもここまで人気が出たのはなぜなのでしょうか!?実はこのお話、1896年に実際に起こった本当の事故が影響されています。

フランスのパリにある、オペラ座のシャンデリアが落下してその時にオペラを観劇していた観客が下敷きになり実際に死亡しているのです。その幽霊が今も劇場にいるのではないか?というところにガストンは注目し、このお話を作ったのです。その時も劇場の作りや地下にある地底湖などのも実際に足を運び忠実に再現と創造の世界をうまく取り入れこの小説を完成させたのです。

ケン・ヒルのプロフィール

1937年イギリスのバーミンガムに生まれます。大人になると、劇作家になっていた。ある日、古本屋を巡っている時にある本に出会います。

それは、ガストン・ルルーが書いた小説を手にする。この本がとても面白くミュージカル向けだということから「オペラ座の怪人」を初ミュージカル化することに成功するのである。また興行収入もとても優秀で、イギリスでも大人気の劇作家まで登りつめるのである。1984年には改訂版を発表します。

改訂版は小説をもっとリアルに再現するために、当時、19世紀の実際のオペラ座(ガルニエ宮)で演奏されていたような音楽を使用し前回まで使っていたの音楽を破棄し、小説の中に出てくるグノー、オッフェンバック、ヴェルディ、ウェバー、モーツァルト、ドニゼッティ、ボーイなどのオペラのアリアにおき変えて音楽を使用し、ケン・ヒルオリジナルの作詞を施した。前回よりもリアルに再現されたミュージカル!ユーモアなキャラクター性と人間模様をうまく演出されたこの作品はケン・ヒルの代表作品となっている。他にも、このミュージカルを観劇したアンドリュー・ロイド・ウェバーとプロデューサーのキャメロン・マンキットシュはこの作品でケン・ヒルとコラボレーションして一緒に作ることを提案するのである。しかしお互いの意向と方向性が合わず断られてしまいアンドリューは個人的に「オペラ座の怪人」を制作した。

当時妻であったサラ・ブライトマンを登場人物のクリスティーナに見立て、楽曲も制作したのである。発表した作品は世界的にも有名になり何度も再演を繰り返し、映画化もしたのである。だがしかし、世間的にはアンドリュー版の方が聞き馴染みのある音楽ですが、実際に原点となり、アンドリューにも刺激を与えた物はケン・ヒル版のオペラ座の怪人なのである。このミュージカルは日本来日5回。観客動員数25万人を果たしている。

この他にも40作品以上の舞台を世界中で上演され皆んなに愛された劇作家である。

あらすじ

【第1幕】
国立のオペラに新しいマネージャーのリチャードが到着する。一つ前のマネージャーはオペラ座の怪人からの高級ボックス席を常に空けておくように、という要求を守らなかったがために辞職したのである。もしこの要求を断ると災いが起こるという話を聞くのであるが、要求を拒否してしまう。客席案内係のマダム・ジリーがどれだけ警告してもリチャードは聞かず、いつも怪人が座る予定の5番のボックス席にリチャードが座り、マダム・ジリーがどれだけ警告しても相手にしないのであった。

その夜公演が始まる。怪人は警告をする。終演後にリチャードのイケメンの息子ラウルがコーラスガールのクリスティーヌ・ダーエに恋してしまい楽屋に向かう。すると男性の声が聞こえてくる。嫉妬するラウルが楽屋に押し入ると誰もいない。怪人んはクリスティーヌのことを心から愛しており邪魔が入ってしまったことに悲鳴をあげるのである。

ある日、リチャードの所有する馬が居なくなってしまったことを係り委員に聞くと激怒し係り委員を解雇するのである。愛するクリスティーヌに裏切りラギられたラウルはクリスティーヌと地元の墓地を訪れる。ラウルはそこで天使の声を持つ音楽の天使を紹介される。先に帰ってしまったクリスティーヌ。残ったラウルは天使に化けていた怪人に首を絞められるのだが同じタイミングで墓荒らしが来た為、油断したすきに逃げる。その頃オペラ座ではその夜の公演で主役を演じるカルロッタは具合がとても悪い。代わりにクリスティーヌが舞台裏で歌うことになってしまう。本番はうまく行くように思えたのだが、激怒した怪人がカルロッタにシャンデリアを落とし下敷きに。劇場は大パニックになってしまう。その中ラウルとクリスティーヌは2人で逃げることを決める。さらに激怒した怪人は通りかかった関係のない老人を屋上から突き落としクリスティーヌを手に入れることを叫ぶところで1幕が終わります。

【第2幕】
カルロッタが亡くなってしまいクリスティーヌが主役を演じることになる。公演中に停電すると明かりがついた時にはクリスティーヌがいなくなっていた。劇団を探すのだが全然見つからない。怪人はクリスティーヌを誘拐し地下の水路からボートに乗せ霧が漂う桟橋に縛り付け、怪人は暗闇に戻っていくのである。地上ではいまだに捜索中。するとペルシア人がボイラー室から現れ、怪人の身元や過去を話し始める。ラウルは劇場の地下を探し怪人は彼らを地下に閉じ込める。

怪人はクリスティーヌを教会に連れていき結婚する事にし愛の告白をするのである。彼女は怪人の付けていた仮面を外すと目をそらし彼は怒りで泣き叫ぶ。彼は彼女を無理やり結婚させようとするのだが、逃げ出したラウルたちが現れ捜索隊が怪人を捕らえるのである。

2018年来日キャスト ジョン・オーウェン・ジョーンズ

今回日本に来日するキャストが発表されました。ジョン・オーウェン・ジョーンズ(John Owen-Jones)さんです。
1971年5月5日にイギリスにあるバリー・ポートに生まれました。今年で47歳になります。彼は1998年にロンドンのウエストエンドで史上最年少で「レ・ミゼラブル」の主役ジャンバルジャンを26歳で演じたすごい方なのです。さらに2000公演出演するなど史上最多出演数を誇るなどミュージカル回のレジェンドでもあるジョンさんが今回日本での来日初主演を果たすのです。

これはこの作品のファンだけではなくミュージカルファンは絶対に見た方がいいですね。公演も期間が短いのでチケットを入手するのも困難かもしれませんが、こんな機会は絶対にないと思うのでぜひ足を運んで頂きたいです。

他のオペラ座の怪人との違いは!?

皆さん「オペラ座の怪人」と聞いて一番重い浮かぶのは、きっとアンドリュー・ロイド・ウェバーが演出と作曲をした物だと思います。

だがしかし先に公演され元となった物はケン・ヒル版なのです。さぁこの2つの作品の違いはどこにあるのでしょうか?と思う方も少なくないかと思います。でもこのケン・ヒル版がなければアンドリュー版は生まれてなかったという事なのです。

アンドリュー・ロイド・ウェバー版

・音楽が全てオリジナルである。
・ラウルが勇敢なヒーローキャラ。マダム・ジリーがバレー指導者
・作品自体が怪人の恋や各所に愛情を感じる。なぜか感動に最後持っていくような演出。
・登場人物がみんなまじめ。
・現代のミュージカルの作りで少し入りやすい。

ケン・ヒル版

・音楽が19世紀に作られたオペラに歌詞などをつけてある。クラシック調な作り。
・ラウルがなんか頼りない御坊ちゃまキャラ。マダム・ジリーが客席案内係で少しくせ者。
・謎のペルシア人が怪人の過去を知っていてかなり個性的。
・小説に忠実に再現するためにあまり人間らしい気持ちが見られずすこし悪の方が強めな演出。
・登場人物がすこしキャラクター性が強い。
・作りが古風でシェイクスピアを少し感じさせる。

簡単に違いをあげてみましたが、同じお話でも演出が違うだけでこんなにも別なものになるのが芸術の楽しみです。

登場人物はほとんど同じですが音楽は全く違うので楽しめる事間違えなしですね。

感想

前回の来日の時にこの作品を観劇したわたし的には、全く別のオペラ座の怪人を見ている感覚でした。正直アンドリュー版を見ていて話の筋はわかるので登場人物も理解して見ていたのですがやはり、演出が違うとまた別のものを見ている感じでとても楽しむことができました。音楽はクラシック調なので古風な感じですが、元の曲がそもそも素晴らしいものをアレンジして歌詞をつけてあるので、とても聞き入ってしまうものばかりでした。中でも私のお気に入りはビゼー作曲の真珠採りの(耳に残るは君の歌声)です。こちらは劇中でも1番の見せ所でもあるラブソングとしても心惹かれる曲ですので一度ユーチューブなどで聞いて頂きたいです。

ケン・ヒル版オペラ座の怪人の楽曲

【第1幕】
・「ようこそリチャード様、光栄です」 J・オッフェンバック作曲「パリの生活」”案内人の名にかけて申しますが”より
・「呪われよこの世の終わりを追求したかどて」 C・グノー作曲「ファウスト」”呪われよ”より
・「彼女はどういう事を!」 G・ヴェルディ作曲「シモン・ボッカネグラ」”畜生アメリアがここに”より
・「昨晩遅くに地下室で」 A・ボイド作曲「メフィストフェレ」”私は悪魔の精”より
・「突然私の夢は全て消えて」 A・ドヴォルザーク作曲「ルサルカ」”月に寄せる歌”より
・「高い高いところから」 G/ビゼー作曲「真珠採り」”耳に残るのは君の歌声”より
・「声を潰したというけれど」 Jオッフェンバック作曲「パリの生活」”パリに団体でやってきて”より
・「宝石の歌」 C・グノー作曲「ファウスト」”宝石の歌”より
・「制御できない運命」 J・オッフェンバック作曲「ホフマン物語」”あぁ!僕の心はまたも乱れる”より

【第2幕】
・「あぁ!あれは愛しい方の声だわ!」 C・グノー作曲「ファウスト」”あぁ!あれは愛しい方の声だわ!」
・「彼女がいない」 C・ウェーバー作曲「魔笛の射手」”俺の期限がじき終わるのを”より
・「陽の光が輝く場所に」 G・ヴェルディ作曲「海賊」”私の頭から暗い考えを”より
・「醜い顔に生まれた男」 G・ヴェルディ作曲「アッティラ」”ローマの前で私の魂が”より
・「暗く寂しい影に隠れて」 G・ヴェルディ作曲「トロヴァートレ」”この世に一人寂しく”より
・「何とひどい死に様」 G・ドニゼッティ作曲「ランメモールのルチア」”この瞬間に誰が怒りを抑えるのか”より
・「我が見捨てずここに留まれ」 C・グノー作曲「ファウスト」”故郷を去る前に”より
・「彼は友なしでは去らない」 W・A・モーツァルト作曲「ドン・ジョヴァンニ」より

このようにこの作品にはたくさんの19世紀時代のオペラの楽曲をふんだんに盛り込まれています。

皆さんもぜひ調べて聞いて観劇するとより楽しめること間違えなしです。

まとめ

さて今回はケン・ヒル版のオペラ座の怪人について色んなことをご紹介してきましたが、如何がでしたでしょうか?宝塚だけではなく舞台が大好きでこの作品を見たことがない方はぜひ一度は見て頂きたいと思います。

今までの作品のイメージが少し変わるかと思います。来日するジョン・オーウェン・ジョーンズさんも見所です。長年にわたって受け継がれてきた、この伝統の作品をぜひ皆さんに楽しんでもらいたいです。

というわけで今日のテーマは、「オペラ座の怪人(ケン・ヒル版)のキャストや曲、感想は!?」でした。

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